品質と安全 | 鉄骨ファブリケータ―『松井工業株式会社』鉄骨製造Hグレード認定工場

高品質の証、性能評価『Hグレード』

高品質の証、性能評価『Hグレード』

性能評価とは?

性能評価とは、建築基準法第68条26(構造方法等の認定)第3項に基づき、鉄骨製作工場において製作された鉄骨溶接部の性能について国土交通大臣の認定を受けるために必要な評価の審査を行うものです。

この性能評価業務は、国土交通大臣認可「性能評価業務規程」に基づいて実施されるもので、適合工場には性能評価書が交付されます。これらの工場は、さらに国土交通大臣の審査を経て、国土交通大臣認定工場となります。認定工場の利点は以下のとおりです。

  • 鉄骨溶接部の性能が保証される
  • 確かな検査体制、検査対応の安心感
  • 製品の信頼性が高い

業界屈指の「Hグレード」認定工場

性能評価は、国土交通省が指定する評価機関によって5年毎に実施されます。
評価のための審査は学識経験者などの公正な評価員・調査員により書類審査・工場実態調査を経て厳正に行われ、この審査結果に基づいて、下位から順にJ・R・M・H・Sの5段階で評価されます。
松井工業は、業界でも屈指の「Hグレード」を取得しており、工場規模として、年間18,000t程度の鉄骨製造を行っております。

グレード対象建築物工場規模建築物の高さ制限建築物の延床面積使用銅材
S超大型ビル、橋梁など-制限なし制限なし制限なし
H高層ビルと超高層ビル年間6,000トン程度制限なし制限なし種類520Nまで、板厚60mm以下
M中高層ビル年間2,400トン程度制限なし制限なし種類490Nまで、板厚40mm以下
R5階以下の中高層ビル年間800トン程度20m以下3,000㎡以下種類490Nまで、板厚25mm以下
J3階以下の中高層ビル年間400トン程度13m以下500㎡以下種類400Nまで、板厚16mm以下
「人」と隙のない「品質管理体制」が高品質を支える

「人」と隙のない「品質管理体制」が高品質を支える

弊社の製品を支えているのは、プロフェッショナルの技術力、そして徹底した品質管理体制です。

よりよいモノづくりのためにはまず、熟練した「人の力」が必要です。弊社では、建築士、鉄骨製作管理技術者、建築鉄骨製品検査技術者、建築鉄骨超音波検査技術者、溶接技能者などの有資格者を多数擁しており、各人・各部署が連携を取りながらより高品質の製品づくりを目指しています。また、社員への技術指導、各種資格取得の推進など人材の育成にも努めています。

品質管理については、品質管理部をおき、超音波による非破壊検査をはじめ、溶接部外観検査、製作寸法検査など、万全のチェック体制を敷いています。さらに豊富な経験を持つスタッフが経験値をもとに多方向からチェックすることでミスやロスを極限まで防止。全力をあげて高品質・安定供給・納期厳守に努めています。

Safety&Quality 安全と品質

Safety&Quality 安全と品質

「安全」について

松井工業のスローガンは、安全を最優先することを基本理念としています。
弊社の工場および建設現場で働く人すべての安全を確保し、快適な職場環境の形成を促進します。

災害防止のための施策

災害防止のための施策

自立が不安定なもの、バランスの悪い製品については、転倒防止のためのオリジナルの治具を作成して設置。また大型製品の加工にはポジショナを用いるなど、災害防止のための施策を積極的に行っています。
また、大きな災害につながりやすい吊具に関しては毎日点検を徹底。さらに定期的な点検を行い、災害防止策としています。

KY(危険予知)活動と作業前パトロール

KY(危険予知)活動と作業前パトロール

「KY活動」とは、危険予知のための確認活動の略称。作業を開始する前に、各班にて災害につながりそうな危険・有害要因を洗い出し、その除去や低減策を決めて、確実に実施して災害を未然に防ぐことを目的としています。

作業前パトロールでは、毎朝作業開始前に弊社幹部スタッフが工場内部および周辺を見回り、危険が潜んでいないか客観的にチェックします。

このKY活動と作業前パトロールの二重のチェックでより安全性を高め、作業環境の整備・災害防止に努めています。